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カセットを開ける作業から開始せっかくの完全版?なのですから細かく説明…![]() 力を微妙にうまく入れると折れないで済みますが、ちょっとでも失敗すると中の留め部分が折れます。ただ、折れてしまっても外見にはそんなに差し障りはありませんが…。微妙にうまく力を入れても折れる時は折れますし…その辺りは運もあるのかも?と最近思います。 ![]() ちょっとずつ力を入れて開くと大体は折れないで開ける事が出来る…と思います。慣れも必要ですので失敗する場合もあります。折れてしまったら破片を保管すればくっつけられますし、テープ留めでも問題はありません。ただ見た目を重視されるようでしたら、破片は大事に無くさないようにとっておき付ければ外見上でも全く問題なくキレイですので管理人としては欠片を取っておいて後からくっつけるほうがお勧めです。 ![]() ![]() 接着する際には折れた欠片に接着剤をつけるのではなく、元の側につけたほうが簡単です。ベッタリ大量に接着剤を塗る必要はありません。接着剤を塗ったあと、大急ぎで焦って貼らなくてもすぐに乾きはしないので正確に折れた部分が合致するように付ける事が大事。すぐに乾かないとは言っても、あまりにものんびり貼る作業をすると乾く…かも(^_^;)折れた場所にきちんと合致するように貼ったら10秒くらい押さえ完了。 中身はこんな感じになっています今まででも中身紹介をしていますが一応…![]() このように基盤を出したファミコン本体に差込む部分をキレイに拭いておくと良いです。ここが汚れて接触不良がおきます。プラスチックの側、というかカセットの状態だとこの部分は綿棒とかで拭くしかありません。けっこう拭きにくいものがありますので、この出した時にちゃんとキレイに掃除しておくと良いかもしれません。拭くのはチリ紙でも綿とかの布でも構いません。汚れが激しい場合にはカセットテープの接触部分とかを掃除するのに使うクリーニング液を軽くしみ込ませて拭くと効果的です。大体は乾拭きで大丈夫。 ![]() 多少、物によって取りやすい取りにくいという事がありますが往々にしてかなり固いですよ。カセットを開ける作業とこの、電池を剥ぎ取る作業が大変な部分です。後は…そんなには大変ではありません。無事に剥がれたこんな感じになります。次は反対側、つまりプラス側を取る作業に入ります。 ![]() 角度を変えてこの画像のように力を入れながら熱してうまく、要らないプラス側を抜き取りましょう。誰かが協力してくれるのであれば基盤を押えて持っていてもらうと楽です。当サイト管理人は1人で作業ですが…。ここではまだ、紹介していませんが1人で作業をする際にクランクとかで固定してもけっこう良い感じに作業がしやすいですよ。これは無くても全然、出来るのであったても便利、程度なくらいです。ここで説明した部分をハンダコテで熱し、ハンダを溶かして抜き取る時、解けたハンダが飛び散る場合がありますので火傷や、周りのものに飛んでしまいコゲたり傷付いたりに注意がちょっと必要です。 電池ケースを取り付ける作業これまで使ってきたタイプとは違った電池ケースです…![]() その前に電池ケースのこの部分だけをペンチ等で鋏んで平らにまっすぐに形を変えます。元々、曲がっているのでここの曲がりを直すのですが、紹介してあるほうだけをなおして下さい。ここで紹介していない反対側にも同じ部分がありますが、こちらはそのままいじらないでおきます。まっすぐに、平らにしないままでも取り付けが出来ないわけではありませんがかなり取り付けがしにくいので平らに伸ばすほうがお勧めです。なお、今回の取り外しでは基盤に穴がきれいに開くように外せていません。ハンダコテで熱して取り外した部分に穴が開くように取れれば平らに伸ばさなくても簡単に取り付け可能かも。穴が開くように、とは元々、付いていたハンダで穴が塞がる事が多いんですよ。うまくハンダごと抜けると基盤にはきれいに穴が開くように取れます。 ![]() ですのでどちらが楽(穴が塞がった状態か塞がった状態か)に電池ケース取り付けが行えるかは…どっちもそれぞれ大して変わらないとは思います。ここでの注意は電池ケースを指で押さえる時、熱伝導でけっこう電池ケースが熱くなります。全部、金属なのでとてもダイレクトに熱が伝わるので火傷をしやすい作業です。実際に作業を自分でしてみると、火傷しないよううまく押さえたりする事は出来ると思いますよ。文章で書くとうまく伝わりにくいかもしれませんね。難しい作業ではありません。文で記すと難しく感じるような気が…書いていて思えてきたので補足です(^_^;) ![]() この電池ケースそのものがプラス側を繋ぐものとなっていますので、これでほぼ、電池ケースの取り付けは完了に近いものがあります。ただし、このままだと電池ケースの左側、取り付けに使った部分でないほうの端っこがそのままブラブラしていて安定感としてちょっと良くありません。でも、ハンダで付けるのは無理。プラス極を繋ぐのがこのケースなので反対側をハンダで繋いでしまうのは、マイナス極側に繋ぐ事になってしまい、それでは電池が機能しません。このまま、やや不安定なままで電池を取り付けてもバックアップ機能可能になりますが試してみた所、やっぱりちょっと不安が残りますので反対側を固定する作業をしないとなりません。(実はここの固定を何でしたら良いか今まで見当たらずやや、不安定だったので発表はしませんでした) ![]() ここはこの程度にくっつかない状態のままこの部分をグルーガンの糊で接着します。(ホットメトルとも言われるものです)厳密にチェックしたのではありませんがこのままここの部分を接着する作業をして接着したのがこの画像になります。白く濁っているので見えにくいですが、このままグルーガンで接着するとこういった感じになります。ここまできたら電池ケース取り付け作業は終わりですね。あと、多少したほうが良いいじり部分がありますがもう電池交換の作業は終盤。そう、この部分をグルーガンで付ける時もグルーガンで糊付けする時から糊がここに付いた後数秒間、きっちりと手で押さえて固定しておく事が必要。でも押さえすぎて横の部分、電池ケースの横の小さい突起部分でなく、平たい部分が基盤よりも奥にならない程度に押さえ(ハンダで付けた部分と同じようにまっすぐなる感じ)にする事。そうしないで斜めにきつく付けると電池が入らなくなってしまいますからね。基盤とちゃんと平行になるように固定すればちょうど良い感じです。 ![]() ここで使っているのは両面テープの剥がしたあとのシール紙。シールの裏紙は丈夫さもありツルツルさあるのでちょうど良い具合なんですよ。もちろん、これ以外でも出来ますが使用感が良いので一応紹介。電池を入れたあと、先にとめたグルーガンの部分が浮いてしまう場合があります。グルーガンの糊はそれほど強度があるわけではありませんので電池を押さえる為にバネになっているケースに負けて浮いて外れるような感じになってしまう場合がありますので、そういう場合には補強すれば大丈夫。あと、あまりにきつく感じるようであれば、電池ケースの電池を押さえる為にバネになっている2ヶ所を手前側にちょっと曲げるようにして、押さえをゆるくするのも手です。ちょっとゆるいほうが逆に安定するような感じもありました。要は電池を入れて糊での固定部分が外れなければ良いのです。 いよいよ作業の終了になります一応、しておく作業とシメの作業?をします…![]() ここにある画像みたくしておくと次回に交換したい時が来たら簡単に開きやすくなります。削り過ぎても簡単に開き過ぎてしまってよくありませんが…。大体、紹介した画像程度が良い具合…かな。もう少し削りを深く入れても大丈夫だとは思います。まぁ…画像の説明にも書きましたが再び、交換して遊ぶかどうかはかなり謎なのですが、ファミコンはもう作られないものなのでずっと遊べる状態にしておきたく。もしかしたら誰かが受け継いで次世代に伝える?とか壮大な未来があるかも?(笑)折れてしまって瞬間接着剤で付けた部分ももちろん、削ります。削ってもちゃんと接着は取れませんので大丈夫です。 ![]() 基盤をセットするのはカセットにして表面(ゲームのタイトルシールが貼られている側)が良いです。ここには突起で基盤を正しい位置にセットできるように出来ているので、ここに合わせてシックリと来るようにしてから裏側を合わせて閉じるんです。ただ、たまに突起とかで基盤を正しい位置にセット出来る仕様になっていないものもあるようなので、念のため、カセットの側と基盤の向きを覚えておいたほうが良いかもしれません。当サイト管理人が今まで開けた中には突起で正しい位置に基盤セットが出来ない使用のものはありませんでした。確率としてはそういう仕様は少ないのかも。これで交換作業はおしまいになります。 |
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